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(91)

『優しくないボス過去話の続きなのサ。

「本当の本当に優しいんです!その証拠に
 あの後ボスは本気で怒ったんです!

「…怒った!?あのひょーさんが!?」
「はい。…まあ、4号と初対面だったから
 …ふざけてるように見えたのかも…」

「まさか…最初から連続発言?」

「…があれば、卑怯に汚く人の
 手下を奪っても許される!』
と…」


「卑怯だと自覚はしてるのか…。あの人…」

「…その発言に…珍しくボスが怒って…
『貴様がやった事は我侭な子供と同じだ。
 愛だ何だと言っているが…、ただ人に
 迷惑を掛けたいだけだろう?』

 はっきり言ってしまって…」


「…信者にを否定…。
 嫌な予感がするのサ……」


 冷や汗を出しつつ続くのサ』










(92)

『恐い昼ドラドロドロ編の続きなのサ。

「その嫌な予感通り…。
 4号は…金属バットで襲ってきました


「…何か……ヤケに現実的な凶器で逆に
 恐いんですが…」
「恐い、ですよ。
 …息が荒いし、ブツブツ呟いてるし…」

「………」

「でも、ボスはあまりの異常事態に
 我に返ったのか…、攻撃を避けつつも
『何故、こいつと結婚したのか?』
 冷静に聞いてきたんです」


…………家庭教師が
「私は『悪魔に騙されたんです!』
 感情をこめてはっきりと言ったんです!」


 ……そんな状況でも誤魔化すのかと
 ある意味尊敬しつつ続くのサ』











(93)

『一旦止めたい過去話の続きなのサ。

「そこから地獄の日々が始まりました。
 毎日続く絶えない嫌がらせ…
 勇気を振り絞り対抗しようとすれば、
 姿をくらまし精神的に追い詰める…。
 それを5年…ごねん……」


「そ、それは…………って!
 思い出さないで!がまた出てるのサ!」


 どう見ても出過ぎなので…続くのサ…』














(94)

『5年続いた過去話…に1つ疑問が出た
 から聞いてみた続きなのサ。

「でも…、どうやって別れたんです?
 あの4号さんの性格だと、5年も続いてたら
 なかなか別れないはずじゃ…」
「…ボスが提案したんです。
 全ルールと条件を4号が考えた決闘で、
 もし、ボスが勝ったら『別れる』
 …逆に負けたら『何でも言う事を聞く』と」

「ぜ、全って…。無茶ですよっ!
 そりゃ…あの人と別れるには、それぐらい
 必要だろうけど…。下手したら完全に
 勝てないルールになる可能性だって…」

「…ハンニャーマンが言う通り、あいつは
 無茶な条件をつけてきました。
 勝敗は『どっちが完全に気を失うまで』
 4号には『無数の武器と防具』
 ボスには『武器防具の使用禁止。
 …そして半裸


「………………半裸?」
「……本人曰く
『半裸の意味は丸腰の証明ではない。
 ただの逆セクハラだ!

 だそうです」

「…………」


 丸腰の証明でいいじゃないかと思いつつ
 セクハラ過去話は続くのサ』












(95)

『嫌な決闘解説過去話の続きなのサ。

「凄まじい戦いでした…。
 2人とも、異常な力を持ってますから
 破壊範囲がどんどん増えてって…

「軽く想像出来ますね…。それは…」

「あと…4号の行動がいつも以上に変で…。
 たまに意味もなくボスを押し倒して
 『うひひ』と言っていたり…


「…軽く想像出来て嫌なんですが…」


 本当にセクハラ決闘になりつつ続くのサ』










(96)

『予告編的口調の続きなのサ。

「けど!やはり我らボス・ひょっとこは!
 あっさり鎖を跳ね飛ばし!
 手刀で4号を気絶させたのです!

「おー……って、我らって何ですか。
 まさかボクも入って…」
「正直、4号が本当に気絶しているのか
 疑わしかったです…。顔が見えませんし。
 でも!私は!我らボスを信じました!」

「いや、だから我らって…」
「しかし!そこで事件が!
 我らボスに大変なことが起きたのです!」

「………」


 話を聞いて貰えず続くのサ…』













(97)

1回おやすみ。

←は中の人
どの中かは秘密。バレバレでも秘密。














(98)

『どこまで作戦か判らない話の続きなのサ。

「大変なこと…って、一体何です…?」
「…何と…
 ボスの指が折れていたのです!


「……そそそそんな馬鹿なああ!!!!
「うおっ…よ、予想以上の反応ですね」
「だ、だってあの人!ちょっと前に
 ボクの家の壁を素手で破壊したんですよ!
 そんな人が手刀で骨折って…!
 4号さんが異常に硬いとしか……」
「…それより何でハンニャーマン家の壁を
 破壊したのか聞きたいが……。
 ま、まあとにかく。あの戦いで私は
 4号の呪縛から逃げる事が出来たんです」

「はあ……………………って、あれ?
 おかしくないですか?そんな目にあった
 のに、手下Dがまた4号さんと結婚してる
 って……」
「…Dは、ボスの手下になる『前』
 奴と結婚してたんです……。
 その事が判ったのは、手下になってから
 しばらく経った後で……」

「…………」


 …ただの偶然でそうなった…とは全く
 思えないまま中途半端に続くのサ』









(99)

『後方注意な話の続きなのサ。

「………これが
 私と奴の出会いから別れです…」

「と、吐血してまで話して貰いありがとう
 ござ……………………あっ
「はい?どうしまし…」

「ソウカ。家庭教師カ…」

「!!!?ぼ、ボス!!?」
「惚れた理由を言わないと思ったラ…」
「ち、ちが…!違うんですよボス!!
 これは…ハンニャーマンに言わされて!

「ええええー……?」


 思わぬ責任転換とボス・ひょっとこの
 出現に呆けながらも続くのサ』













(100)

『そんな馬鹿な…!の続きなのサ。

「ボス!本当に私は家庭教師なんかに…!」
「ま、まあまあ…。細かい事は置いといて。
 ひょーさん、どうしてここに?」
「…人を探しに」
「人探し…………?」

「……手下Dが謎の血痕を残して消えた

「え…えええええええええええ!?」
「ちょちょちょちょちょー!何なのサ!
 …!?そんなの見て、ひょーさん何で
 落ち着いてるのサあ!」


 サスペンスな匂いがしてすごく嫌だけど
 続く……のサ?』